人間万事塞翁が馬

僕の好きなことわざで「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」というものがあります。

iPS細胞でノーベル賞を受賞した、山中教授が好きな言葉の一つとテレビで紹介されていたのがきっかけで知りました。

そのことわざの成り立ちはこう。

昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。

— 出典:故事ことわざ辞典

つまり、

人生何があるかわからない。幸せなときもあれば、不幸に転じるときもある。だから、起きた出来事に安易に喜んだり悲しんだりするべきではない。

という意味で使われています。

人生は絶えず変化していくもの、その変化を楽しみたい

人の常として、目の前の出来事やものごとの結果や状態に対してついつい目を奪われてしまいます。しかし、一見、不幸や成功と思ったことが、実は真逆の結果につながることなんて日常の生活には溢れています。

僕は高校受験の際、推薦である公立高校を受けました。内申点も申し分ないし、当然受かるだろうと思ったらまさかの不合格。僕はそこから、一生懸命勉強し、推薦で受けた高校より2レベルほど高い高校を一般受験で受けて合格した。あのまま推薦で合格していたら、勉強も頑張らなかっただろうし、全く別の人生を歩んでいたかもしれない。

人生とは絶えず変化していくものであり、未来なんて誰もわからない。

その変化を楽しみながら、「今」を生きていきたいと思います。